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…なんで、いるの?
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本日はお日柄もよく。
絶好の王道日和となりました!
そう俺、生徒会長絶好調!あ、韻踏んでなかった。今の忘れて。
そう、絶好調な俺はすでに一眼レフとハンディカムをセットしスタンバイしていた!
校門に!!
校門に!!!
(大事なことは二回言うタイプだから!俺!)
俺も最初に見て戸惑ったが、さすがは我が校。燈燐高等学校!門がでかいぜ!
転校生、迷わないでコレルカナー…。
いや、迷ってもらわないと、面白い展開にはならないだろうな。
まだ見ぬ転校生に想いを馳せる俺。
いっちばん、ベタな王道としては、カツラに瓶底メガネだよなぁ。あと、まだ制服ができてなくて、ほかの学校のまんまだと、転校生感が出て、良い。カツラを外すと素敵なブロンド!眼鏡を外すと素敵な目が!
あぁ、早く来ないかなぁ!転校生!
で、
「なんで、お前がここにいるわけ?
…海斗。」
「やだなあ。会長ー。楽しいことあるんだったら教えてよね。俺、ギリギリ双眼鏡だけで間に合ったんだからー。」
「なんで、いるのかって聞いてんの!」
「んー、『気分悪いから保健室行ってきます』って上目づかいで先生に言ったらOKだった。先生は『あとで様子見に行ってやっから、大人しく俺を待っとけよ。…海斗』って頭撫でたけど、とっても気持ち悪かった。」
「わーお、そっちはそっちで、なんか美味しそうなフラグが立っとるやないですかー。」
海斗に肘鉄を食らった。…無念。
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