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ーーーあちらのかたでしたか…。
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転校生、槙野 星はなにやら語り始めた。
(俺の目の前で)
「ーーーその、白い雪のようなさわり心地が良さそうな美しい肌…
パーツひとつひとつが整い、強い意志のありそうな瞳には白銀の世界が彩る調べーー、
否、誰もが踏み込んでいない新雪を詰め込んだようーー。
漆黒の髪には何者にも染まらない、熱き正義と素直さが宿り、艶めく。
ーーーあぁ、君は美しい。
これを、恋と呼ばずしてなんと呼ぼうか。
そうか、僕は出会ったばかりの美しい君に恋をしてしまったのか…!
僕にここまで言わせるとは、君は困ったお姫様だ…。
仕方ない、お姫様。
僕と愛を育むしかないね☆
さぁ、行こう!」
「ーーー…厨二?」
俺は一応、海斗に聞いた。
「違う。」
海斗が即答したので、俺はある結論に達した。
「あ、変人か。」
「そうだね、会長。」
俺と海斗は納得した。
あ、あちらの方でしたか。
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