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特権
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花巻side
あの後家に帰って何もせずに寝た俺は今日という日が待ち遠しくて仕方なかった
花「一人か…」
今まで朝は松川と一緒に登校していたため気が重くなった
「花巻さん、おはよーございます」
花「え……く、国見?お前、家こっちだったのか??」
後ろから声をかけられて後ろを振り向くとそこには国見がいた
国「いえ、全く逆ですけど」
花「じゃあ、何でいるんだよ!?」
国見はあきれた顔をしていたが俺にはちっとも検討がつかない
国「あなたはアホですか?」
花「な、なんだと?」
国「恋人の顔を1番にみれるのは彼氏の特権です、ってことで行きましょうか遅れると及川さんが五月蝿いので」
な、なっ…こいつ今コンビニ寄っていいですか的な勢いですげぇはずいこと言いやがった!!?
ちゃっかり手まで繋ぎやがって…あれ、少し耳が赤くないか?
可愛いとこあんじゃん
花「そーだな」
その後国見は学校の近くになった途端手を離し歩き始めたそれが少し悲しくて、松川なら離さないでくれるんだろうななんて淡い期待を胸に抱いている間に学校へと着いた
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