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祝福
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花巻side
午前の授業が終わり昼飯はバレー部三年4人屋上で食うことになっているのでいつも通り向かうと松川しかいなくて若干不安になりながらも松川の隣に座る
花「お隣しつれいしまーす」
松「どーぞ」
松川は俺の声に気づき返事を返すといただきますと言って飯を食い始めた時岩泉と及川が入ってきた
岩「遅れてすまん、このバカがやらかしてな」
及「え、俺っ!?あれは本当の事だもん!!あ、二人にも伝えないとね実は俺達昨日から付き合い始めましたー!」
その言葉を聞いた瞬間俺と松川はむせてしまった
岩「……まぁ、そういう事だからこいつがうるせぇかもだけどよろしくな」
松「おめでとう、及川、岩泉」
そう言った松川は俺には寂しげに見えた
花「おめでと」
俺も二人を祝うと及川がありがとー!って嬉しそうに答えた
…いつか俺も、松川とこうなれるのかな
チラッと松川の方をみるとずっと俯いたまま箸を持った手が止まっている
花「松川、どうした?」
松川はハッとした後何でもないよと言ってから手を動かした
岩「そういやぁ、さっき国見が花巻の事探してたぞ?」
花「マジか、わりぃことしちまったな」
及「……ねぇ、マッキーは国見ちゃんと付き合ってんの?」
及川の問いに俺達4人の間に流れていた空気がピシャリと止まった
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