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ご褒美Ⅱ 【ヴィルside】
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ミシェルが眉を下げて僕を見る。
何か期待してるみたいな,物欲しそうな目。
そんな顔をもっと見たくて意地悪く僕は焦らす。
スカートの中の白い脚を撫でながらゆっくりと上へ上がり,服をずらして鎖骨あたりにまた口紅の後をつける。
ミシェルの甘い声が余計僕を煽る。
愛らしい。
「ヴィルはやっぱり....えっちだよね...」
心外だな,僕はそんなつもりじゃないんだけどな。
ミシェルがスカートがめくれるのも気にせずに僕の腰に脚を回す。
やけに積極的だけどそれがますますミシェルの独特の色気を引き出す。
「...僕は美しいものが好きなだけだよ」
ミシェルの耳元で囁く。お前が綺麗なんだという意味も込めて。
ミシェルは僕の一言にだってちゃんと反応する。従順なくらい反応して,感じて酔いしれる。
余裕ぶって優位に立とうとミシェルの背中に手を回し僕の方に寄せる。
「そんなヴィルが好き....」
参ったな。ミシェルの可愛い言葉に僕も幸せな気持ちになって酔ったような心地よさに襲われる。
ミシェルが僕の耳を食む。僕は驚いて肩をびくりとはねさせた。ぴちゃりという水音を立ててわざと僕が弱いのを知っていて耳を攻めてくる。
やめてほしい。
そういうことをされると我慢できなくなる。
「ん...っやめろミシェル」
恥ずかしくなるような艶声を一瞬漏らしそうになる口を抑えてミシェルを見下ろす。
其の儘体を起こしてやってから膝の上に乗せ,ミシェルの細い体を密着させる。
ミシェルが僕のブラウスに手を入れて胸をするりと撫でる。どこで覚えたんだか...
ミシェルがその気ならたまには好きにさせてやろうか
「出来るのかい?ブラウスは汚さないでくれよ」
くすりと笑みを漏らしてミシェルに誘うように言えばまつ毛をあげて僕を見つめて「汚さないようにする」と言う。
頷くとミシェルは真っ赤な口紅の塗った唇を寄せて首筋に口付ける。僕の首にもきっと紅く痕がついているんだろうな。
鎖骨にもちゅ,と口付け,ミシェルがボウタイに手を伸ばし,器用に解く。僕の胸元をはだけさせて露わにする。
初めてミシェルが先に僕の体に触れる。
いつもは僕がミシェルを乱すのが先だから新鮮だ。
「ん...」
ミシェルが僕の胸元にも唇を這わせる。思わず息が漏れた。
僕の反応が嬉しかったのかミシェルはますます胸板を食んだり痕をつけたりしている。
僕の肌に口紅の痕がたくさんつく。
ふいにミシェルが胸板の突起に触れた。
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