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本番Ⅱ【ミシェルside】
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「だめっ」
僕の脚の間に顔を近づけるヴィルに向かってそう言って止める。
やって欲しくないわけじゃなくて,いやむしろして欲しいんだけど−−でも,ヴィルの顔を僕ので汚しちゃうのは嫌だった。
僕は自分で調節できるくらい器用じゃないから,ヴィルの綺麗な顔をきっと汚してしまう。それが嫌だ。
ヴィルの頬を両手で挟んでゆっくりと上げてもらい,ゆるく首を振ればヴィルは眉をひそめるが察してくれたみたいだった。
代わりにゆっくりと上がってくれば僕の唇を奪ってくれる。熱い舌を割り込ませて舐り,堪能し合う。唾液と酸素を交換する。
そしてそのままヴィルが僕の下の硬いものを下着越しに掴む。
ゆるゆると動かしヴィルの大きな手で包み込まれちゃたまらない。
僕は欲望のままにもっとして欲しいが故に腰を動かしヴィルの指に擦り付ける。
ぐちゅりと音を立てた。
「あっ...う...っ」
自分でも恥ずかしいくらいにたらたらと先走りが漏れ,下着に滲みを作る。声もヴィルに封じられ,貪るような熱い舌の感覚と,情熱的な指の動きに悶える。もっと....
ヴィルが僕の下着を引いて膝くらいまで下ろす。窮屈なところから解放された僕のものを今度は直に,その綺麗な手で触れる。
ヴィルの手の平で押し包まれ,親指の先でぐりぐりと鈴口をふさぐようにされる。
無性に気持ちが良くて,ますます甘い声を上げてしまう。
「ひぁ..!ん...あっん..ヴィル...んっ」
痛いくらいの刺激。圧し潰すように先端を捏ね,ゆっくりと手の平全体で上下して扱かれる。思わず背中を反らせて哭き,だたりと先走りがヴィルの手を汚してしまった。
「我慢しなくていいよ,ミシェル」
ヴィルが唇を耳に寄せて囁く。甘い時はとことん甘い。ヴィルが上下させる手をますます早くした。
「ゃあっヴィル...!ヴィル...!」
甘い声と激しい刺激のせいで僕は頭がもうぐちゃぐちゃで,そのまま余裕はなくなってただヴィルにしがみついた。
「だめっイっちゃう....!あぁん...っ!」
自分でも恥ずかしいくらいの声でヴィルに伝えればヴィルが微笑んだ。
大好き。
そう思った瞬間、視界が真っ白になってぱちんと弾けた。
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