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85 過去編
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「ふっ、あ、んっ、ふぅ…、っ、はっ、」
「ねえ、声、もうちょっと我慢出来る?
いつも奉仕する側の人間からしたらフェラが気持ちいのもわかるけどさ、見つかったら、俺たち罰則あたえられちゃうからね?」
看守がいなくなる時間帯。
真夜中に…と言いたいところだが、俺たちが休ませてもらえる時間は仕事上、昼夜逆転の生活をしているため、今は昼頃だろう。
地下牢だから暗闇であることに別段変わりはないし、長くここにいると、時計がなくても存外気にしなくなるものだ。
なんとなく。
なんとなくでいろんなことがわかるようになってくる。
暗闇で見えない分、恥ずかしがる必要もなく、ただただ快楽を求めることができる。
「やっめ、あのっ!もっ、ぉ、」
「聞こえなかった?声、出さないで。俺好みの声だけどさ、やっぱり看守どもに痛みと屈辱を与えられるはいやでしょ?」
俺はずっとネコだった。
いつも受け身。
だから、挿れることなんてできないけど、それでもこいつがタチになるなんて想像もつかなかったから、俺が攻めることにした。
未経験な攻め。
看守に見つかるかもしれない。
こいつが壊れてしまうかもしれない。
やったこともないような、ハイリスクノンリターンな賭け事。
それでも、魅了されてしまったのだから……、仕方ない。
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