アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
どうやったら
-
俺は莉羽が好きだ
それを自覚したのは多分半年くらい前からだろう
店長がまだ現役で当時14歳だった莉羽をここに連れてきた
莉羽は熱があって店長が一人にしておけないと
連れてきた
ヒマな時間に莉羽の休んでる部屋に行ってみた
あの店長の息子に興味があったから
流石店長の息子、顔はいいな
ま、そこまで似ては無いが……
微妙にどっか似てる……気がする……
「なぁアンタってずっとここで働いてんの?」
「ん?ああ、2年くらい前からな」
「ふ~ん………
なぁヒマだからだなんか遊ぼうぜ~」
「お前熱あるんじゃないのか?」
「大したもんじゃねぇよ
親父が大袈裟なんだよ
それより遊ぼ!!しりとりしよ!!なぁ!!」
小さな子供みたいに俺にせがむ
14歳の割に精神年齢が幼いように思えた
それ以来度々ここ、紅蓮に来るようになった
店長は毎回来るなと注意していたが……
最初は手のかかる弟のようだった
目を離せば消えてしまいそうなくらい危なっかしくて放っておけなくていつも莉羽の相手をしていた
けど中身に反して外見は段々と色気を増してきて
いつしか弟から恋愛対象に変わっていた
どうやったらこいつを手に入れられるのか
最近はずっとそればかり考えていた
そしてついにキスをしてしまった
莉羽の唇は思った以上に柔らかくて艶のあるものだった
それにキスしてもそこまで嫌がってなかった
寧ろ結構いい感じだった
これは脈アリか?
「昴君?どうかしたの?
ボーッとしてるけど」
「いや、君をどうしたらもっと俺に夢中にさせられるかなって?」
「いやん昴君ったら上手いんだから~
もうじゃあシャンパン5本追加~!!」
いけない……今は目の前の仕事に集中しなければ
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
6 / 49