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思わない展開
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俺は数年前一真に告白された
『僕、皇さんの事が好きです』
最初は慕ってくれてるという意味でそう言ったのかと思ったのだが
彼は恋愛対象として好きなんだと言った
正直ビックリした
こいつ男だし普通にホストしてっからまさか好きだなんて言われるとは思わなかった
別に偏見はねぇし一真は真面目でいい奴だ
けど……
「悪い……もう恋愛は疲れたんだ
誰とも付き合う気はねぇよ」
元嫁と離婚し結婚を考えた女とは揉めに揉め
その前にも束縛の激しい女に引っ掛かったりと
とことん女運がない
「それでも好きです
抱いて下さるだけでも結構ですから」
「お前…………」
抱いてって………
まぁでも女には懲り懲りだが男は……
いやいやいや何考えてんだ俺は
「お願いします
一度だけでもいいですから」
「………」
駄目だ
こんな風に迫られれば俺の理性はプツリと切れた
そのままホテルへと入っていった
その後も何度も身体を重ねるも莉羽の事とか今までの恋愛遍歴みるとどうしても恋人になることに否定的でズルズルとここまで来てしまった
「こ…う……さ……」
「一真………」
休憩時間、紅蓮の店の誰もいない片隅でほんの一時のキスを堪能していたときだった
「何してんの?」
「!?」
その声に驚いて慌てて一真から離れる
そして恐る恐るその声の方を見る
「莉羽………」
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