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モヤモヤ
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親父は一真さんと付き合うことになったらしく
一真さんもたまに家に来るようになった
一真さんはとても優しく俺にも色々気をつかってくれたりする
けどなんでだろう
たまにここに居たく無くなるときがある
親父と一真さんがお互い微笑みあっているのを見ると酷く切なくなる
「莉羽君?どうかした?」
「いや……別に……」
なんでそう思ってしまうのか自分では分からない
紅蓮の休憩室で一人悶々と悩んでいるとこの部屋のドアが開いた
「あ、莉羽いたいた~」
「優里」
すると優里は俺にギュッと抱きついてきた
「ちょ、何してんの?」
「ん~エネルギー補給
てかなんかあった?」
「なんで?」
「なんかちょっと元気無さそうだから」
優里って結構鋭いよな
「別になんもないよ」
「そ、まぁいいけど
明日は学校休みだろ?
どうせなら家泊まりにおいでよ」
「えっ?」
「いいでしょ?」
「う、うん………」
と言うことで親父には友達の家に泊まると言って優里の仕事が終わるまで家に帰って待っててその後優里の車で家へと向かった
「優里今日はなんで――」
「ねぇ莉羽、シャワー浴びてきなよ
汗かいてるでしょ?」
「え、あ、うん」
優里が着替えを用意しとくからと
俺は言葉に甘えてお風呂に入った
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