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怖いくらいに、愛してる2
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「ねぇ、浩人?」
「ん?」
「今日のお昼に、浩人に話しかけてたのは誰?」
ん?今日の昼?
ヤンデレとか何とか言っているが、俺たちも健全な高校2年生だから高校には行ってるわけで。
おおやけに付き合ってますとは、こいつが言っちまったけれど、人付き合いも順調なわけで。
というか、皆はこいつの異様な俺に対する執着っぷりを理解していたらしい。
そのおかげか、皆こいつが機嫌を損ねないくらいの距離で接してくれる。
そんな中で今日の昼ごろ、こいつの機嫌を損ねたら危ない(俺が)と分かってて俺に話しかけてきた勇者は....。
「木村か?」
「木村..?」
そう、確か木村だ。あいつは彼女がいるから鳴海の奴も機嫌を損ねないだろうと油断していた。
そうか、恋人がいる奴でもアウトか。そうか。
「その木村と何を話してたの?」
「ん?たわいない話だよ。お疲れ、から始まってうだうだと」
「ほんとに?そいつと浮気しようとしてない?」
「してない」
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