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神様になる5
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「んぁあっ!」
熱が押し入ってきて、それが鳴海のだと分かるとぎゅうぎゅう締め付ける。
「浩人、浩人っ...浩人がこんな事してくれるの、僕だけだよね、嬉しい」
鳴海の目を見れば、少し潤んでいて。
それがこの快感のせいなのか、嬉し涙なのかは分からなかった。
もっと、もっと狂気じみた愛をくれ。
純粋な愛情じゃ足りない。
それを貰うためならば、俺はお前の神様にでもなんだってなってやる。
だって、鳴海は俺の神様なんだから。
「鳴海、殺したいよ..」
鳴海の首に指を這わせた辺りで、俺の記憶は途絶えた。
最後にみたのは、鳴海の歪な口元と、トロンと溶けた目だった。
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