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開始
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家に帰ると鍵はあいていた
声でわかったのか、中から浩がでてきた
「おかえり、壱」
「ただいま」
浩は僕を抱き寄せるとおでこにキスをした
「ちょっと、早速イチャついちゃって、俺まだいるんですけど」
呆れたような草野の声に浩がふっと笑う
「啓太、送ってくれたんだな、ありがとう」
「いえいえ、それより菅井さん、聞きましたよ!付き合ってたんですね、いやぁ、幸せそうで何よりです、壱をよろしくお願いします」
まるで僕の親かのように草野はそう言った
浩もそれを見てくすりと笑う
ありがとな、と付け加えた
「あ、浩、すぐ晩ご飯作るね」
空がだいぶ薄暗くなっていた
「草野、食べていく?」
「そうだな啓太、ちょっと上がってくか?」
僕の提案に浩も賛成する
「お言葉に甘えてお邪魔したいとこだけど、家で晩ご飯が待ってるんで、また今度誘って下さい」
「そう?じゃあ今度おいで」
「是非」
「草野、送ってくれてありがと」
「ああ、また明日な」
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