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廻り始める歯車.1
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芝澤・笠木side
薄暗いビルの一室。
狼月会の幹部二人はタバコをふかし、
手元の資料に目を通しながらため息を溢す。
「…おい、芝。
ヤバイんじゃねぇか、若…」
「…そうだな」
あの金髪の少年の素性…
いや、彼の母親の素性について記載された資料を見ながら呟く。
もし、この資料の事実が本当ならば、若とあの金髪の少年は…
決して、結ばれる事はないのだろう。
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