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主人と俺と①
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俺、高宮 浩文(たかみや ひろふみ)は今日晴れて高校に入学する
の、だが
「おはよう。駄犬」
何故ここにコイツがいる?
神は俺を見捨てたのか!?
─遡ること数週間前─
「ふぁー。ねむ」
俺は一人暮らしだ
とは言っても今年から始めたばかりだ
本当は一人暮らしなんてしたくはなかった
何故か?家事ができないからだ
そんな俺が何故一人暮らしをする事になったかというと
とあるやつから逃げるため
別にヤバイ奴ではない…と言うか完璧超人だ
だが、
「おい、駄犬。何をしている」
これを聞いて思う事はないだろうか?
因みにこれは俺に対して言っている
「おい、聞いているのか」
「あー、はいはい。聞いてるよ」
「そうか。ならいい」
性格が悪い訳ではない。むしろ良い方だと思う
「ところで、駄犬。どこの高校を受けるつもりだ?」
「へ?あ、えっーと。月城高校かなー。ははは…」
「…」
勿論嘘だ
月城高校の偏差値は高いが、公立高校だ。家にも近い
裕福ではないうちにとっては偏差値さえどうにかすれば楽だ
だが、それはコイツにとっても同じ事
ただ1つ違うのは家が裕福ってことだ。それもかなりの
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