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キャンプ 夜
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楽しかった夜も終わって
お風呂に入って
聖がお風呂入ってる間に
布団敷いたりして髪も乾かしてた。
出てきた聖が
「やぱ 女だねぇ!
布団敷いてくれたんだ!」って。
1日振り返ると
1日がほんと深い日になったと思った。
お水を渡した。
「ありがとーう!」
「お風呂上がりはお水飲むんだよ!」
「なんで?」
「お風呂で汗でるから水分とらなきゃだめなんだょ!」
「そーなんだ!」
2人でこうして過ごすのって久々で
2人の時間こんな時間に居たことないし
ほんとに幸せな時間だった。
いつもは1人でいる時間。
けれど
今日は聖といられる。
それがこんなにも幸せだなんて
って。
好きな人と居られる時間。
こんなにも幸せなだと思った事を
これからも忘れずに居ようと思った。
婚約した今、
結婚してからも
この日のこの幸せだと思う気持ちをずっと忘れずに
持ち続けようと思った。
その夜、2人で同じ布団で寝た。
布団は2枚あるのに引っ付いて寝た。
聖の腕枕は凄く安心できた。
包んでくれるその腕で朝までぐっすり眠れた。
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