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8、電源
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赤「よし、そろそろバスケを始めるか。」
黒「そうですね!」
皆もうなずき、コートに行こうと立ち上がった。
…ジジッ…ジジジッ…
黄「え?」
緑「どうしたのだよ、黄瀬。」
黄瀬くんが急に立ち止まったことが気になり皆黄瀬くんのもとに集まった。
赤「なにかあったのか?」
黄「…え?…あ、いや、なんかゲーム機から変な音が聞こえたんすけど、気のせいだったみたいッス」
なんだよ。と青峰くんがコートに向かおうとした。
そのときだった。
プツッ…
黒・キセキ「!!」
何もしていないのにゲーム機の電源がついたのだ。
黄「え!?え!?な、なんで!?なんでいきなり電源がついたんすか!?」
紫「…なんで、なんで今なの?さっきはつかなかったのに…」
緑「おかしいのだよ…誰も触っていないのだろ…?」
緑間くんの問に皆がコクンとうなずく。
赤「なぜ電源が今ついたのかは分からないが、壊れていなかったってことなのか…?」
黒「…そーなりますね…」
青「…おい、なんかゲームの画面にうつってんぞ」
僕もキセキの皆さんも少し怖かったが恐る恐るゲーム機に近づいてみる……
このとき、ゲーム機の画面を見なければよかった。
誰もがそう思ったであろう。
あんなことがおきるだなんて誰も想像していなかったのだから…
いつもとは違う日々が始まること。
そして…
黒子がいなくなってしまうだなんて。
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