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18、敗北
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ピィー!
第4Qが始まった。
シュッ!
スパンッ!
僕は次々とキセキの皆さんにパスを出し、たまにドライブや、シュートを決めた。
青「ナイスパス!テツ!」
ダンッ!
青峰くんの!ダンクが決まる。
緑「…さすがなのだよ。黒子。」
ストンッ!
緑間くんのスリーが決まる。
紫「…黒ちんからのパス…!!」
紫原くんのトールハンマーが決まる。
そして
赤「ふっ、やはりテツヤはすごいな。」
赤司くんもシュートを決めた。
まだ第4Qが始まって5分しかたっていないというのに、
117と83
とその差は縮まっていた。
シ「…へぇ…こんなバスケのやり方があるんだ…クククッ…ますます欲しくなっちゃったよ。テツヤくん…早く、早くオレのもとへおいで…」
シェアの様子が変わった。
シ「…おい、てめぇら!負けたら…殺すぞ…?」
!!!!!
選手の顔が一気に青ざめる。
それとともに目つきが変わった…。
選手A「我々は負けるわけにはいかない。」
選手B「シェア様のために…!」
ヒュンッ!ダンッ!ガコンッ!
な、なにが起こっているのですか…!?
僕達全員が理解できなかった。
気づいたら点が決まり、どんどん点差が広がっていく。
赤「…な!!なに!?」
緑「スピードに追いつけないのだよ…!」
青「本気じゃなかったってことなのかよ…!」
紫「…さっきより倍、力が強いんだけど…!」
確実にさっきよりも強い…!!
シェアさんの言葉で選手をこんなにも変えるんですか…!?!?
黒「皆さん!まだ試合は終わってませんよ!」
青・赤・緑・紫「!!!…あぁ!」
絶対に!絶対に諦めません!!!!!
シ「!!…ホントこんな人間初めてだ…テツヤくん…」
だが、その力の差は圧倒的で
思い通りにはいかなくて…
青「おらあああああああ!」
バシッ!
青「…っく…!!」
どんなダンクも止められ。
緑「はいれぇぇぇぇぇぇ!」
ドンッ!
緑「!!!!!」
どんなスリーも止められ。
紫「うおおおおおおおお!」
ダンッ!
紫「…うわっ!」
どんなブロックも崩され。
赤「…諦めるな!全員せめ続けろ!」
バンッ!シュッ!
赤「…!なに!?」
どんな作戦も無意味だった。
黒「…そ、そんな…」
ピィー!
試合終了
156と106
その差50点
僕達は…
敗北した。
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