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22、2つ目のボタン ※青峰side
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紫「…くろ…ちんから…はなれろぉぉ!!」
紫原が圧力に負けず立っている。
シ「!…へぇ。さすがキセキの世代だね…」
黒「む…ら……き…ばら…くん…」
そして紫原はズンズンとシェアに近づく。
赤「…敦…!!テツヤを…!!」
紫「…赤ちん…うん…」
青「…俺だって…!!」
俺も必死に立ち上がろうとした。
パシッ!
紫原がシェアの腕を掴む。
紫「…黒ちんをはなせ…!!」
シ「…はなせ…」
紫「…お前が黒ちんを離せ!!」
紫原はシェア腕をますます強く掴んだ。
シ「…二度は言わん…」
シェアがそうつぶやいた瞬間
ヒュッ!!
紫「ぅぐっ!!!」
紫原がシェアによって弾き飛ばされたのだ。
そしてもう少しで起き上がれそうな俺のもとに紫原がとんできた。
青「ぐっ!」
そしてぶつかり、俺等2人は壁に激突した。
青・紫「がっ!!」
そして圧力で再び床に倒れこんだ。
黒「あ…おみ…ねく…んっ…!む…らさ…きばら、くんっ…!」
テツ…そんな顔するなよ…
頼むから…泣かないでくれよ…
シ「いいながめだなぁ…無様だなぁ…キセキの世代…!次はお前らか…?」
シェアがニヤリと笑い片手を上げる。
それと同時に赤司と黄瀬と緑間が首をおさえて
宙に浮いた。
赤「…ぅっ…ぐぁぁ…!は、なせ…!」
黄「!!首がっ…!なにを…くっ…る、し…」
緑「ぅぐ!……き…さまぁ…!!」
赤司!!黄瀬!!緑間!!
叫ぼうとしたがさっき壁におもいっきり激突したため声がでなくなっていた。
くそっ…!!
黒「…も…もぅ…!や…めてくだ、さい…!!!こ…れ、いじょっ…みな…さん…を、傷つけ…ない…で…!」
テツ…お前が…お前が1番つらいはずなのに…
なんで、なんでいつも自分より俺達の心配をするんだよ…!
シ「…テツヤ…キミは黙っていなさい。」
シェアは黒子を片手でギュッと抱きしめる。
そしてもう片方の手をグッと握った。
赤・黄・緑「ぐぁぁぁぁぁぁぁ!!」
!!!
3人の首がさっきよりもしまった。
やめろ…!!やめてくれ…!!
赤司!黄瀬!緑間!!
せめて、せめて俺が起き上がれれば…くそっ!!
紫原もさっきの激突で体が動かない…
ちくしょう…ちくしょう!!
黒「め…ろ…!やめ…ろおおおおおおおおお!」
テツが叫びと共にシェアをおもいっきり押したのか、シェアは尻もちをついた。
シ「!!!」
その瞬間、3人が地面に落ちた。
赤「ゲホッゲホッ!テツ…ヤ…」
黄「ゲホッくろ……っち…ゲホッ」
緑「く…ろこ…ゲホッゲホッゲホッ!」
シ「何をするんだテツヤ。オレは彼らを躾けているんだよ?どっちが上か教えてやらなくちゃ。ね?」
ギロッと俺達をシェアが睨む。
黒「もう…やめ、てくだ…さい…。彼らを…傷つけるのだ…けは…!」
テツがボロボロと赤色の涙を流している。
俺達はけっきょくまたテツを傷つけただけなんじゃないのか…?
なんで…なんでこんなことになっちまったんだよ…!
テツっ!!!!
シ「…分かった。テツヤがそこまで言うのならやめよう。だがテツヤ、キミはオレのもとにくるよね?」
黒「…っ…」
テツ…!行くな…!もうお前を傷つけたくないんだ!
離れていくなよ…!
青「…て…………っ…」
声を必死に出そうとするがでない。
ちくしょう…!今声がでなくてどーすんだよ!
テツを…!テツを助けるんだろ!?
キセキの全員がもうボロボロだ。
黒「あお…みね…くっ…ん…」
だから泣くなって…テツ…
シ「…はぁぁぁぁぁぁぁ…もーーーめんどくさい。オレそんなに暇じゃないんだよね。無理矢理連れ去るのってオレ嫌いなんだけど。もーーどうでもいいわ。……テツヤ………」
黒「……?」
シ「…壊れろ。」
その瞬間、テツの首輪についている2つ目のボタンが
赤く光った。
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