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31、ブレス
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ブワンッ
紫「うわっなんかでてきたっ。」
全員がボタンを押した瞬間、目の前にTVみたいな画面がでてきた。
そこには自分の体力などたくさんのことがうつっている。
ク「このゲームは戦えば戦うほどポイントが入ります。斜め下を見てください。そこで確認できます。そのポイントで食料、バッシュなどたくさんの物が買えます。いくらゲームと言っても生活の方は普段と違いはあまりありません。」
赤「練習はそこらへんのコートですればいいのか?」
ク「いいえ。もちろんできますが、あなた方の場合はその星のボタンを押してください。」
全員が言われた通り星のボタンを押した。
すると場所が一瞬にして移動した。
緑「ここは俺達専用の練習場所というわけか?」
そこは広く、体育館の2倍はあるだろう。
コートもボールもきちんとある。
ク「はい。誰にも邪魔されないようになっております。もちろん監視カメラなどありませんのでご安心を。」
キセキ「……」
ク「…ブレスの画面の右上のボタンを押してみてください。」
全員がボタンを押す。
ク「そちらは練習方法です。自分達で練習内容を決めるのもいいと思いますが、このブレスは自分自身の苦手なところを詳しく教えてくれます。黄瀬様、今出ているボタンを押してみてください。」
黄「わ、分かったッス…」
そして黄瀬がボタンを押した。
押してからすぐに目の前に3人の人がでてきた。
黄「うわ!誰ッスか!?」
ク「こちらは黄瀬様にあわせてできたロボットです。それではさっそくいつも通りプレーをしてみてください。」
クラが黄瀬にボールを渡す。
黄「…ロボットって…俺を馬鹿にしてるんすか?」
黄瀬の目が少し変わった。
そしていつも通りプレーする。
キセキの全員が黄瀬が勝つと思っていた。
しかし、
黄「な!点が入らないッス…!」
黄瀬はあっといまに抜かれ負けた。
紫「…黄瀬ち~ん…」
あっというまだったため、紫原がため息をついた。
赤「いや、涼太…わざとじゃないみたいだね…?」
黄「本気でやったッス…なんで…」
黄瀬がクラを見る。
ク「当然です。これはあなた方の苦手な部分を徹底的に鍛えるものです。そう簡単に勝たれては困ります。」
青「…なるほどな…これで鍛えれば強くなれんのか……テツを……救えるのか…」
緑「ならばやるしかないのだよ。」
ク「町ではいろいろな人達に話しかけられ、勝負を挑まれると思います。それと…」
赤「それと…?」
ク「あなた方のリーダーは赤司様でよろしいですか?」
赤司以外の全員が当然だとうなずいた。
ク「分かりました。では赤司様、左手を出してください。」
赤司は疑いもなく左手をだす。
すると、クラが何かをつぶやいた。
それと同時に赤司のブレスが光った。
ク「…完了しました。赤司様、その黒いボタンを押してみてください。このボタンはリーダーの赤司様にしかありません。」
そして赤司がボタンを押した。
赤「…箱…?に5つの穴…」
ボタンを押した瞬間、目の前に箱がでてきた。
その箱には同じ六角形の穴が5つあいていた。
ク「こちらは宝石入れになります。これが揃えば…」
紫「お菓子がもらえるの?」
緑「違うのだよ!!」
ク「……」
赤「…すまない。続けてくれ…」
はぁとため息をついた赤司。
ク「…はい……この5つの宝石が揃えば…
…シェア様とテツヤ様のもとへ行けます。」
キセキ「!!!」
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