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33、探索だ
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ク「これで説明はすべて終了しました。また何かあったら勝手に現れます。それではご健闘をお祈りしております。」
クラが一礼をし、サッと姿を消した。
紫「赤ちーん、これからどーするのー?」
赤「…とりあえず練習……と言いたいところだが、この町を少し探索してみようか。ここにもNo.1プレイヤーと呼ばれている選手がいるらしいからな。」
赤司が歩き出す。
それと同時に全員が歩き出した。
黄「そうッスね!俺もいろんな店見たいッス!」
緑「黄瀬、俺達は遊びに来ているわけではないのだよ。はしゃぐな!目障りだ。」
黄「め、めざっ!?ひどいッスよ!緑間っち!…だって早くいいバッシュとか買いたいじゃないッスか…」
黒子っちを助けるために少しでも早く強くなりたい…
緑「…だが、本当にバスケの店しかないのだよ…」
店を1つ1つ見てまわっているが、どこもバスケの店ばかりだった。
紫「でもでも、食べ物の店もあるよー!」
紫原が目を輝かせた。
黄「紫原っち!あんまり食べ過ぎは良くないッスよ!」
と言いつつ、黄瀬も目を輝かせていた。
赤「おちつけ、2人とも。まだポイントがゼロだ。買いたくても買えないだろ。」
赤司の発言で2人は下をむく。
そして、
モブ「やぁやぁやぁ。俺ちん達とバスケ勝負してくんなーい?」
町を歩いていると沢山の人に勝負を挑まれた。
もちろん引き受け、すべて圧勝した。
紫「本当にポイント入ってる~これでお菓子買えるー!」
赤「1試合でかなりポイントが入るんだな。」
挑まれた勝負にすべて勝っているため、かなりのポイントが入っていた。
それから時間はたち、あたりは暗くなっていた。
赤「No.1プレイヤーの情報はなしか…とりあえず今から練習を始めるぞ。」
全員が練習場所へ移動した。
そして練習を始める。だが青峰だけは練習せず、ただひたすらボールを見つめていた。
青「…テツ…お前は今何してんだ…?苦しんでねーか…?寂しくねーか…?会いてぇ…会いてぇよ…抱きしめたい…」
町を探索しているとき、まったく喋らなかった青峰が久しぶりに声を出した。
赤「大輝。お前も練習しろ。」
赤司が青峰のもとに近づく。
青「…ぅるっせーよ!!なんでてめぇら全員そんなに平然といられんだ…?平気なのかよ!?テツがいなくても!」
青峰が赤司にむかってボールをなげた。
パシッ…
それを赤司が受け取る。
青「!!…何で…んな顔すんだよ…」
全員が今にも泣き出しそうな表情だった。
黄「…平気なわけないじゃないすか…けど、俺達は前に進まないといつまでたっても黒子っちを救えない…」
黄瀬はすでに泣いていた…手を握りしめながら。
赤「大輝…お前だけじゃない。全員同じ気持ちなんだ。早くテツヤを救いたい。だからお前の力をかしてくれ。」
青「……あぁ…」
そして再び練習を再開した。
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