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34、日記
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黒子side
部屋を抜け出し、僕は長い廊下を歩いていた。
黒「…早く抜け出さないと…ここは何階でしょうか…」
そしてある部屋に入る。
黒「…本が沢山ありますね…少し見てみましょうか…」
そこには本、資料が沢山あった。
黒子は本を手に取った。
黒「…!これは…この世界がサッカーだったときの日記…?」
その本は多分サッカーが強かった選手が書いた日記だ。
黒「でも、なぜこんなところに日記が…?
…あ、これを書いた人…きっと僕のようにここにつれてこられたんだ…!そのときに書いたのでしょうか…」
黒子はさっそくその日記を読んでみた。
○月○日
今日は皆でサッカーの練習をしていた。
夕方になっても、いつもの6人メンバーは残って練習していた。でも突然普通の日常が崩された。ゲームの中に入ってしまったのだ。俺のせいで皆がボロボロになっていく。謎のイヤリングをつけられ、吸血鬼となった。苦しかった。皆に会いたかった。
黒「僕達とまったく一緒ですね…。ん…?…イヤリング…?首輪ではなかったんでしょうか…?」
そこからの日記はほとんど破れていた。
○月○日
血がほしい血がほしい血がほしい血がほしい血がほしい血がほしい血がほしい血がほしい血がほしい血がほしい血がほしい血がほしい血がほしい。
誰か俺に血をくれ。
ドサッ!
おもわず僕は日記を落としてしまった。
黒「な、んですか…これ…!この人に何があったんですか…!?」
そして僕は落とした日記を再び読み始める。
○月○日
皆が助けにきてくれるはず。…きてくれる?
いや…こない…きてくれない…だって…だって…
オレガコロシテシマッタンダカラ
黒「!!!!!」
背筋がゾッとした。
黒「…殺してしまった…?仲間を…?どうして…」
僕は続きを読むことができなくて、その日記を元通りにしまいこの部屋からでた。
黒「…僕も…ああなってしまうのですか…?怖い…怖い…会いたいです…皆さんに…」
僕は再び歩き出した。
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