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37、再び外へ
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キセキside
黄「うはー、こんなに朝早いのに人けっこういるッスね。」
今はまだ7時前だ。
だが、あちこちのバスケットコートにはすでにたくさんの人達がプレーしていた。
紫「ゲームの中だからだよね~」
紫原は今だにお菓子を食べている。
赤「とりあえず、昨日行かなかったところに行ってみようか。」
全員ブレスの地図を開き、どんどん歩いて行った。
もちろんたくさんの人々に勝負を挑まれながら。
青「おい、赤司。今どのあたりだ?」
緑「自分の地図を開いているだろ。馬鹿なのか?」
青「うっせーな!分かんねーから聞いてんだろーが!」
赤司と緑間が同時にため息をついた。
赤「…今は…だいたい真ん中のあたりかな…」
全員がそのまま歩いていると1つのコートに
たくさんの人達が集まっていた。
黄「なんかあったんすかね?」
自然と足がそっちに進む。
ダンッダンッ
どうやら試合をしているようだ。
緑「だが…普通の試合でこんなに人が集まるのか…?他のコートでも試合はしていたのだよ…」
得点が入るたび声が上がる。
モブ「うおー!やっぱすげーな!」
モブ2「俺もあーなりてぇ!!」
モブ3「さすがこの町のNo.1プレイヤーだよな!」
キセキ「!!」
全員が聞こえた。
紫「今No.1プレイヤーって言ったよね…?」
赤「あぁ。間違いない。あそこにNo.1プレイヤーがいる。」
再びコートに近づく。
そしてその姿があらわになる…
紫「…え…?」
そこには、ここにいるはずのない人物がいた。
?「やぁアツシ。まさかこんなところで会うとはね…」
何もないかのよう冷静にこちらに向かってくる。
片目は前髪で隠れ、目の下にはホクロ。
紫「…なん、で…室ちん…」
そこには氷室辰也がいた。
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