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41、練習
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キセキside
明後日昼2時に試合が決まった。
とりあえずNo.1プレイヤーをみつけたため、
キセキの全員は練習場に戻った。
紫「…室ちん…なんで…」
紫原はさっきからそればかりつぶやいていた。
赤「敦…いい加減認めるんだ。あいつは敵だ…何か事情があるのかもしれないが今は関係ない。僕達はテツヤを救うためにあいつを倒す。それだけだ。」
紫原以外のキセキはもうすでに練習にはいっていた。
必死に必死に練習をした。
青峰がこんなに必死に練習をしているのは初めてではないだろうか。
黒子の存在は彼をこうも変えるほど大きかった。
青「…テツ…テツ…!」
必ず救うから…無事でいてくれ…
そしていつのまにか次の日になっていた。
緑「ここまで練習に集中できるものなのだな…もう朝なのだよ…」
試合は明日。
彼らは休むということを考えもしなかった。
黄「…コツはつかんできたッスけど…ホントにこんな練習ばかりで氷室さんを倒せるんすかね…?」
もうすでに全員ロボットを抜け、シュートも決められるようになっていた。
赤「涼太、ブレスを開いてみろ。練習方法はまだまだたくさんあるぞ。」
練習内容はロボット3体との対決だけではなかった。
他にもたくさんの練習方法がブレスの中に入っていた。赤司はとっくにそれを知っていた。
黄「赤司っちぃぃ!それ早く言ってほしかったッスー!!!」
そして再び練習が再開された。
前日はさすがに休憩を取りながら練習に励んだ。
ブレスで自分達の体力など見てみると
かなり上がっていることが分かった。
緑「…おい。紫原、お前もそろそろ練習をするのだよ。試合は明日なんだぞ…?」
紫原は何も考えず
ただ座ってボーッとしていた。
紫「…ねぇ…俺…でなきゃダメ…?」
そう紫原が言った途端
練習場に鈍い音が響いた。
バキッ!!!
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