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43、始まる
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とうとう氷室との試合の日になった。
赤「…やるべきことはやった…あとは勝つのみ。全力でいくぞ。」
全員ユニホームに着替え、氷室と集合しているコートへ向かおうとしていた。
青「ぜってぇに倒す…テツのために…!」
黄「そうッスね!!絶対に勝つッス!!」
緑「あぁ。負けるなどありえないのだよ。…紫原…お前もそうであろう…?」
紫「うん…もう平気。室ちんに勝つ!黒ちんを救うために…!!」
そして全員町へ出た。
30分ほど歩くとコートが見えてきた。
このあいだ氷室に会ったコートだ。
黄「いよいよッスね…。もちろん負ける気はないッスけど…もし負けたらどーなるんすかね…」
黄瀬はコート前で立ち止まり少し不安な顔をしていた。
青「あぁ?知らねーよ、んなもん。考えんな。」
緑「そうだぞ、黄瀬。余計なことは考えるな。」
返ってきた答えは全員一緒だった。
黄「すんません…そうッスね…!俺達は絶対に勝つ!」
全員再び気合を入れ、コートに入った。
紫「…室ちん…」
もちろん氷室が待っていた。
氷「やぁアツシ…来てくれて嬉しいよ…。
……じゃぁ始めようか……」
氷室の後ろから見知らぬ人間が4人でてきた。
赤「久しぶりだな…この感じ…」
今、キセキだけでエンジンをくんでいる。
緑「そうだな。黒子がいないのはやはり慣れないな。」
緑間の発言で全員顔が暗くなる。
だが、すぐにやる気のある顔に戻った。
その表情からは、絶対に勝つと伝わってきた。
赤「1人づつ何か言っていこうか。あの時みたいに。」
青「テツを助けるために絶対に勝つ。」
黄「青峰っちと同感!!絶対に勝つッス!」
緑「勝って宝石を手に入れるために人事を尽くす。」
紫「黒ちん救うために絶対に勝つ…室ちんにだって負けない…」
赤「…じゃぁ行こうか…絶対に勝つぞ!!!」
キセキ「おう!!!」
そしてコートに全員が集まった。
整列をし、笛の音がコート中に響き渡る。
ピィーーーーー!
今、1人目のNo.1プレイヤーとの戦いが始まった。
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