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46、成果
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黄「さ、さすが赤司っちッスね…でも、操られてないなら尚更どうするんすか…?この状況がヤバイってのは変わらないッスよ…」
紫「俺が止めるよ。室ちんを。」
赤「敦…」
紫「絶対に止めてみせる。」
紫原の発言に全員が頷き再び試合に集中した。
氷「今の俺は止められない…!」
氷室の目は変わらず暗く、仲間にパスもまわさずグングンと進んでいく。
そしてゴール前につき、シュートをうとうとした。
紫「室ちん…!」
紫原がブロックに入った。
誰もがミラージュシュートをうってくる。
そう思ったであろう。
だがその姿勢はフェイクだった。
綺麗なフェイク。キセキの世代でも見とれてしまうほどに。
そしてブロックしようと跳んでいた紫原を抜かし
シュートがきまった。
氷「言っただろ…?アツシ…今の俺は止められない。」
紫「…っ!!」
そして時間はあっというまに過ぎ、第3Qが終了した。
点は77と92と、いつのまにか逆転され、
差は離されていった。
青「はぁはぁ…くそ…氷室ってやつもとことんめんどくせーけど…周りの奴らが俺の動きを読んでやがる…」
ゲームの中の敵……それは現実とは違く、厄介なものだ。ましてやシェアのことだ、キセキ達のプレーにあわせたに違いない。
赤「…!いまこそ練習の成果をだすときなんじゃないか…!?」
緑「!!そうか!俺達らしくないプレー…やってやるのだよ…!!」
赤「あとは敦…お前が氷室を止めるんだ…」
紫「うん…止める…絶対に…」
そして……第4Qが始まる…
全員でどんどん進んでいく。
緑間は普段スリーをうつところをドリブルで交わし、その他のキセキもあえてシュートとをうたず、チャンスができたらシュートとをうつ。と真逆のプレイをした。
氷「くっ!なんだよ…そのふざけたプレイは…!なめているのか!?」
そしてボールが氷室にわたった。
またもやパスをまわさず1人で進みゴールの前に来た。
紫「室ちん…室ちんは室ちんのままでいてよ…」
氷「アツシ…!」
そして氷室はシュート体制にはいる。
紫「……もう…読めてるよ…」
フェイクだってことは…。
バシンッ!
氷「!!」
紫原が横に出た氷室のシュートを……
止めた。
紫「峰ちん!!!」
そして青峰にパスを出す。
青「ナイスパスだぜ!紫原!」
そして青峰のシュートが決まった。
その後も氷室のシュートをすべて止め
氷室のチームに点が入ることはなかった。
そして、
ピッピィーーーーー!
試合終了後
ゲームカウント101と96
キセキ「ぅおっしゃぁぁぁぁ!!」
みごとに勝利した。
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