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49、画面越しの仲間
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青「ま…さか…てめぇ首輪のボタンまたつけたのか…?」
シ「だってテツヤったらここから逃げてキミ達のところに行こうとしたんだよー?そんな悪い子にはお仕置きが必要だからね…」
シェアが変わらず不気味な笑みで黒子の頬を撫でた。
青「ふざけんな…ふざけんな!!!今すぐ戻せ!!」
シ「それはできないって知ってるでしょ。もーだから見ない方がいいって言ったのにー。」
黒「ぐぅぁっ……ぅ…がぁぁ!!」
黒子が再び暴れだした。
ガシャンガシャン!
手錠の音が鳴り響く。
シ「ほらテツヤ…そんな暴れてないで…皆がお前を見ているよ…?」
シェアが黒子にそうつげると
黒子の顎をクイッと上げ、画面を見させた。
黒「…ぅぐ……?………!!!!!!!!!」
キセキ達と目があった瞬間黒子の動きが止まった。
青「テツ…」
赤「テツヤ…」
黄「黒子っち…」
緑「黒子…」
紫「黒ちん…」
全員が今にも泣きそうな顔をしていた。
黒「…み…な…さ…ん……ぐっ…ヴヴヴ…
…ああああああああああああああ!!!!!」
青「テツ!テツ!どうしたんだよ!おい!テツ!」
一気に黒子が苦しみだした。
シ「おっと、感じてきた…?…まさかこいつらの顔を見た瞬間に始まるとはな……のどが渇いてしかたがないだろ…?苦しいだろ?テツヤ…そんなお前にエサを持ってきたんだ…」
そして黒子の目の前には見覚えのあるピンクの髪。
桃井さつきだ。
桃「テツくん…テツくん…私の血を吸って…?」
桃井は徐々に黒子に近づいていく。
黄「桃っち!!やめるッス!!」
緑「やめるのだよ!桃井!!」
キセキの全員が桃井を見た瞬間、今から黒子に何をさせようとしているのか理解した。
桃「皆は黙ってて!……テツくん…大好き…私テツくんが大好きなの…だから私の血を飲んで…?今だけは…大ちゃんのテツくんじゃない…私のテツくん…」
青「…やめ…ろ……さ…つき……やめてくれ……!」
桃井はおかしくなっていた。
あんなに感情を利用されたことに対し怒りをもっていたのに、今は黒子のエサになりたくてしかたがないというような顔をしていた。
黒「…っ…うっ…ぎぃぃ……ぐっ…」
シ「さぁテツヤ…お前の初めてのエサだ…飲め…飲んで本物となれ…!!!」
キセキ「やめろおおおおおおお!!」
黒「…ぃ…だ…いっ…やだ……僕は…血なんて…飲まない……!」
シ「……」
桃「……」
青「テツ!!!!」
黒子は苦しくても辛くても
大丈夫だ。心配しないで。と言っているように
とても優しい笑顔をキセキに見せた。
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