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57、奢りな
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紫「赤ちん…これ…」
紫原が赤司に何かを渡した。
赤「…あぁ…」
赤司は紫原から受け取るとブレスを開き
箱を出してそれをしまった。
そう、氷室の持っていた宝石だ。
赤「…1つ目…か…」
緑「あと4つだな…」
赤「…そうだな……とりあえず全員準備はいいか?」
青「あぁ。俺はいつでもいいぜ。」
全員がうなずきブレスを開いた。
赤「さっき黄瀬の言っていた町へ行こうと思う。全員せーのでその町を押せ。いくぞ。」
キセキ「せーの!」
そしてキセキの世代の姿が消え、
新しい町へと移動した。
黄「うわ!本当に移動したッス!…というか…さっきの町より建物ばっかりッスね。」
今回の町は変わらずコートはあるが、建物が多く
都会という言葉がピッタリだった。
青「景色が全然ちげぇ。」
人も変わらずたくさんいた。
緑「これからどうするのだよ。」
紫「ドーナッツ!!」
紫原は目を輝かせてそう言った。
黄「そーだったッスね!赤司っち!ドーナッツ屋行きたいッス!」
黄瀬の目も輝いていた。
まるで犬だな。と全員が思ったのであった。
赤「そーだね。ドーナッツ屋を探そうか。」
黄・紫「やった!」
そして全員歩き出す。
青「黄瀬!奢れ!」
青峰が黄瀬の背中をバシッとはたいた。
黄「いったぁ!何するんすか!!いやッスよ!青峰っち俺よりポイント入ってるじゃないッスか!」
青「あぁ?ドーナッツ屋につきやってやるんだから奢るくらいいーじゃねぇか!」
黄「紫原っちに言ってくださいッス!!」
紫「なになに~黄瀬ちん奢ってくれるの~?
わーありがとー。赤ちーん、緑ちーん、黄瀬ちんがドーナッツ奢ってくれるって~」
赤「すまないな涼太。ありがたくいただくよ。」
緑「遠慮はしないのだよ。」
黄「全員俺よりポイントあるのにー!なんでこーなるんすかーー!!」
黄瀬は泣きながらトボトボと歩く。
他のキセキも笑いながら進んでいった。
もちろんバスケの勝負を挑まれながら。
ーーーーーー
紫「あ!あれじゃな~い?」
ようやくドーナッツ屋を見つけた。
緑「すごい行列なのだよ。」
人は20人は軽く超えていた。
黄「そりゃーさっきの町でもポスター貼ってあったッスからね!」
青「いいから早く並んでこいよ黄瀬!」
黄「うぅ…分かってるッスよー…全員1番人気のやつでいいッスか?」
全員がうなずき、黄瀬は並びに走っていった。
赤「敦と大輝はここで涼太を待っていてくれ。僕と真太郎はここの近くの店でNo.1プレイヤーについて聞いてくる。ドーナツ屋だから順番も早く来るだろう。だから涼太が戻ってきたらブレスで連絡してくれ。」
紫「分かった~」
青「おう。」
赤司と緑間は歩いていった。
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