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65、フード男の正体 ※緑間side
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?「姿見せんのはもう少ししてからにしようかと思ったんだけどよ。まさか昨日、お前と赤司に会うとは予想外だった。」
やはり俺の横を通ったのも赤司がぶつかったと言っていたフード男もこいつだったってことか。
紫「緑ちん、こいつに会ってたの?昨日言ってなかったのに。」
緑「…情報は赤司と同じだったからな。俺が話す必要は無いと判断したのだよ。すまない。」
紫「ふーん…で、どうすんの?赤ちんに連絡する?」
!!
そうなのだよ。
赤司に連絡を…
?「ん?赤司はここにいねぇのか?」
緑「赤司は黄瀬と青峰と中で待機しています。」
?「へぇ…なるほどねぇ…んで?試合は明後日でいい?」
さっそく試合の話か…
俺達だけで勝手に予定を決めるわけにはいかないのだよ。
緑「赤司に連絡するので、少し待っててもらってもよろしいですか?」
?「あぁ、早くしろよな。」
俺はうなずいてブレスを開いた。
そして赤司に連絡を入れる。
プルルルル…プルルルル…
プツッ
赤『真太郎かい?』
緑「あぁ。…こっちに来れるか…?」
赤『…現れたんだね……おい涼太…危ないよ』
黄『平気ッスよー!ね!青峰っち!…っうわ!』
青『っ!ぶね!黄瀬!どわ!!』
赤『すまない今行くよ。それよりNo.1プレイヤーは…おっと…!』
『ガタンガタンガッシャーン!』
プツンッ
ツーツーツー…
紫「え!?赤ちん!?赤ちん!!」
緑「何かあったのか!?」
ダメだ…切れているのだよ…
こんなときに何があったのだよ!
?「…行ってやればー?明らかに何かあっただろ。」
紫「……逃げる気だろ…」
?「はぁ?なんで逃げる気があんだよ。俺はさっさと試合日を決めてぇの。分かったら早く行って来い。
…けどあんまり待たせるなよ?」
確かに…
逃げる必要がない…
結局は試合をするのだからな…
緑「分かったのだよ…行くぞ!紫原!」
俺と紫原は店の中に入り、赤司達を探した。
ー5分後ー
緑「…何をやっているのだよ…」
そこは階段の前だった。
倒れて重なっている、気絶した黄瀬と青峰。
その上に笑顔で座っている赤司。
そして周りにはバッシュやバスケに使う用品が散らばっていた。
赤「あぁ、真太郎。心配をかけてしまったかな?」
そして奥から紫原が走ってきた。
紫「緑ちん!赤ちん達見つかった!?…って…赤ちん…何してんの?」
この状況を見て、紫原もさすがにさっきの真剣だった表情は崩れていた。
赤「実は2階でバッシュなどの格安セールをやっていてね、予想以上に買ってしまったよ。」
ははっと今の状況をなんでもないかのように笑う赤司…怖いのだよ…
緑「聞きたいのは…なぜ黄瀬と青峰が気絶しているのか。と…なぜお前がそこに座っているのか。なのだよ。」
赤「涼太がね…頭に荷物をのせながら階段を歩いていたんだよ。…下を向いていなくてね。階段を踏み外したんだ。それで見事にこの通りさ。大輝と僕は巻沿いをくらったんだよ…僕も倒れるのかと思ったんだがな…なぜか2人の上に座っていた。多分真太郎達もこっちに来るだろうと思ってね。おもしろいからこのままでいたんだよ。」
緑・紫「……」
とりあえず黄瀬と青峰を起こすのだよ…
ーーーーーー
ーーーー
黄「すんませんした!」
青「あーもーふざけんなよ黄瀬ぇ」
緑「お前らは本当にアホすぎるのだよ。」
赤「そういえば真太郎、敦、No.1プレイヤーは?」
緑・紫「あ。」
すっかり忘れていたのだよ…
あまり待たすなと言われていたというのに…
紫「…外で待ってるよー。多分。」
青「あ!?多分かよ!」
黄「え!じゃぁ急いで行かないとダメなんじゃないッスか!?」
ったく…
誰のせいで遅くなったと思っているのだよ…
赤「そうだね。…それで…誰だったんだい…?No.1プレイヤーは…」
少しだけ重たい空気が流れた。
全員の表情が変わったからだ。
緑「……落ち着いて聞くのだよ。…赤司…
……2人目のNo.1プレイヤーは……
……黛千尋だ。」
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