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74、天帝の眼
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キセキside
紫「…黒ちん大丈夫かな~…」
黄「なにがッスか」
紫「だっていつのまにか吸血鬼いないじゃん…黒ちんのところに戻ったってことでしょ~…」
黄「!!…黒子っち…何もないといいッスけど…」
青「…テツ…」
赤「無事を祈るしかないな…きっと大輝と涼太の想いはテツヤに伝わったよ。」
緑「あぁ…アイツなら大丈夫なのだよ…なんせ俺達に勝ったのだからな…」
赤「…ふふ…そーだね…テツヤなら大丈夫さ。…だから僕達は僕達のやるべきことをしよう。…勝つぞ…絶対に…テツヤのために…」
青「待っててくれよな…テツ…」
キセキは歩き出した。
黛千尋が待っているコートへ。
今回の事でますます勝利への気持ちが強くなったであろう。…仲間のために…
黛「おせーよ…。ったく…さっさと始めよーぜ…キセキの世代さんよぉ…」
もちろんそこには黛千尋。
氷室と戦った時のように他の4人は人間だった。
始まる…2個目の宝石をかけて今…
ピーーー
試合開始の笛がなった…
黛「勝負だ…赤司!」
赤「!!…黛さんがPG…?」
先にボールを持ったのは黛だ。
黄「黛千尋…確かPFだったと思ったんすけど…」
緑「あぁ。あいつはPFだ。火神や青峰とは差がありすぎるがな…ミスディレクションは使わないと言うのか…?」
黛「…はっ…ミスディレクション?んなの今の俺には必要ねーよ。」
黛がドリブルで赤司をぬこうとする。
が、赤司はなんとか動きについていった。
赤「…!」
…っ…さすがゲームの中ってだけのことはあるな…こんな動き現実ならありえない…けど…僕達もそのゲームの中に入っている…強くなったのはあなただけではないんですよ…黛さん!!
天帝の眼(エンペラーアイ)
黛「!!…チッ…」
赤司が天帝の眼で黛からボールをとった。
赤「上がれ!一気にせめるぞ!」
青「赤司ぃ!」
赤司が青峰にパスをするフェイクをかけ、黄瀬にボールを渡そうとしたその時だった。
ピッ!
黄「…え?」
ボールは黄瀬のもとには無く、いつのまにか外へ出ていた。
黛「はっはは…一気にせめる?笑わせんなよ…赤司…今の俺には誰も勝てねーよ。」
緑「ま、さか…」
紫「…嘘でしょ…」
赤「……」
黛「…手に入れたんだよ…俺も…天帝の眼をな…」
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