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75、キャプテンとして
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黄「な、なんで…だってエンペラーアイは赤司っちの…!」
赤「全員おちつけ。ここはどこだ?ゲームの中だぞ。なんでもありなんだ…シェアもそう言っていただろう。」
黄「でも…」
青「黄瀬、いいから集中しろよ。だいたい敵に元チームメイトがいる時点でおかしいだろうが。」
黄「そうッスね…」
全員がこの展開にうろたえず試合を続行した。
だが、点差はひらくばかりだった…。
赤「…くっ!」
黛「見え見えだぜ赤司。」
ピィーーー
第2Q終了。
ゲームカウント32対53で黛チームがリードしていた。
緑「…赤司の動きがおかしいのだよ…」
紫「あぁ~それ俺も思ったー。赤ちん大丈夫かなぁ」
赤「すまない…黛さんは完璧に天帝の眼を使いこなしている…だから…僕だけでやらせてほしい。必ずボールをまわす。だから黛さんは任せてくれ。」
紫「赤ちん…」
青「なに今更言ってんだよ」
緑「青峰!?」
青「最初からそのつもりだっつーの。」
赤「大輝…」
黄「ちゃんと待ってるッスよ!キャプテン!なんつって☆」
赤「……」
黄「ちょ!なんでそこ黙るんすか!」
緑「実際のところ何か策はあるのか?」
黄「スルー!?」
紫「黄瀬ちんうるさーい」
黄「ひど!!」
赤「いや、何もない…だが必ず止める。そしておまえ達に必ずパスをまわそう。」
そして第3Qが始まった。
黛「…来いよ赤司…無様に負けろ。」
赤「…っ!!」
再び赤司のパスが止められ、黛の方へ点が入った。
その後何度も黛の天帝の眼によって赤司達の攻撃はすべて阻止されていった…
赤「はぁはぁ…」
黛「もう諦めろよ赤司。勝てねーよ俺には。」
赤「……諦めるわけにはいきませんよ。僕達には待っている仲間がいるでね。」
黛「……ふん…まぁ負けたら終わりだけどな。」
赤「……」
緑「負けないのだよ。」
赤「真太郎…」
緑「俺達はお前を信じているのだよ赤司。勝ってこい。」
赤「…ふふ…ったく…僕に命令するとはな…まぁ仲間にそこまで言われて諦めてたらきっとテツヤに怒られるんだろうね…」
勝つさ絶対に。
僕達は必ずお前のところに行くよテツヤ。
このチームの一員として、
このチームのキャプテンとして、
必ず勝つ!!
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