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災難
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「終わったか?」
「大和もやらないのかー!?」
「やらねえ」
若菜大和はいつも俺を抱かないで見てるだけだ
俺の初めてを奪ったのはコイツだけど
最近は絶対に俺を抱くことはなかった
きっと飽きたんだろう
さっさと…
さっさとこいつらも早く飽きてくれたらどれだけ嬉しいか
「俺も後は放課後でいいや〜」
「んじゃオレもそうするかな」
若菜の返事を聞いて周りが口々にもういいと言い出す
案外早かったなよかった
これなら3限には間に合うかな
そう思ってホッとしたとき、立ち上がった若菜とバチっと目が合う
そしてそのまま視線は逸らされる事無く俺をずっと見てくるままで、その瞳に俺の勘がサイレンを鳴り響かせた
「……やっぱ俺もヤルわ」
「え?!大和珍しいじゃ〜ん」
「お前らは帰れ」
「あ〜い」
「大和終わったら連絡しろよ」
今日は雪乃は居ないのか代わりに他のやつが若菜にそれだけを言うとさっさと出ていった
「おい」
「……」
「お前さっき終わったって安心してたろ」
「……」
「口ついてんだろ?それともお前のこれはお飾りか?」
「んぅっ!!」
口を結んで黙っていたら若菜の手のひらが顔を鷲掴みにしてくる
そのまま口を押さえつけられて呼吸ができないように手のひらで口を塞がれた
「んぅ〜〜〜っ!」
「口がねえのか?」
「〜〜〜〜っ」
ぐぅっと押し付けられて痛いし本当に苦しい
反抗して手を引き剥がそうとしても俺の力なんて屁でもないように涼しい顔をして見下ろしてくる
バタバタと足を暴れさせていたけどそれも段々と息苦しさと共に弱まってきた
あ、やばい…っ
スーッと頭が真っ白になった時
やっと若菜の大きな手がどいた
「ッ!けほっ…けほけほっ!」
「…………」
ぜぇぜぇと咳き込んでいると若菜が冷たく見下ろしてくる
どうして俺はこいつに狙われたのか未だに理解できない
ただシンプルに男は楽だからって理由だとして何で少しも関わりのなかった俺なんだ
他にも…沢山いるだろ…
若菜大和は学校で有名な不良と共に
男女共に人気があるのに
精悍な顔立ちに凛々しい雰囲気、
いつでも堂々としているその姿勢は抗う事を奪っていき誰のことでも従えるほどだ
俺とは一生関わることなんてないタイプなのに
「脱げよ」
「…」
顎で指示を出すようにクイッと命令された
また前みたいに殴られた後にやられる方があちこち痛くて堪らないから言われた通りに脱いでく
下着も全部脱ぎ終わると地べたに四つん這いになるよう言われて
言われた通りにそうすると直ぐにアナルへとチンコが入ってきた
「ッん…はぁ……っ!ああっ!」
「ちゃんと腰動かさねえとこのままだ」
「…っく……う、んぅ…っ…あっ…あっ…ああっ」
自分で動く気の無い若菜を見上げて唇を噛み締めると自ら腰を動かす
四つん這いになってしたくもないのにセックスしてまるで自分から頼んだみたいに腰振って
こいつは俺を惨めにする
若菜はあいつらみたいに性欲の捌け口にするだけじゃなくて俺を心身共に傷つけてくる
あいつらに抱かれて気持ちいいだなんて思った事は一度もない
だけど若菜に抱かれる時は俺まで体だけが快楽を感じてしまう
それがどれだけ悔しい事なのか若菜はきっと知ってて俺を快楽に落とすんだ
心がどれだけ嫌がっていても体は俺の意思とは関係なく若菜を求める
それがまるで本当に若菜に少しずつ侵食されているようで堪らなく嫌いだった
「やる気あんのか?」
「いやぁっ?!ああっ!ま、っ!」
「腰触れって言ったらこのくらいしろよ使えねえなお前は」
「んぁあっ!やめっ…!だめ!」
両手で体制を保って前後に腰を自ら振っていたら、焦れったくなったのか急に肩を掴まれた
そしてそのまま肩を握り締められて抑え付けられたまま若菜が腰を打ち付けてくる
それも何度も何度も激しく
俺の小さな力とは違う倍の力で身体中を揺さぶられて体内を掻き回されて頭の奥が震える
腕から力が抜けてくったりと地べたに倒れ込んだらそのまま後ろから抱き上げられた
「ヒィッ?!やめっ!こ、れ…っ!んぅ〜!」
「誰が出していいって言った?」
「痛いッ!やめて!痛い!」
背面座位のまま、両足の膝の裏を抱きかかえられて上下に揺さぶられる
ゴリゴリと前立腺を擦られて引っかかれて馬鹿になりそうなほどの快楽が責めてきた
逃れたくて堪らないのに拘束するように抱きかかえられてるこの体制じゃどこへにも逃げる事が出来なくて俺は白濁液を吐き出してしまう
勝手にイッた事が気に食わない若菜に思い切り肩を噛まれて痛みに喉を晒して叫び声が上がった
「いやぁぁ!ッ…!痛い…ッ…やだ…やだ!」
「……躾直す必要があるな」
「んぁあっ!だっ、めえ…!ああ」
冷たい声で恐ろしい言葉を耳元で若菜が言う
躾と言われてやられてきた沢山の事を思い出したとき俺の中に若菜が精液を吐き出した
「ッ…あ…あ…」
「おいお前は俺達のなんだ?」
「…ッ………ぁ…」
「時間切れだ」
「アアッ!おえッ!…う、っ…」
お腹を思い切り蹴りあげられて吐き気がこみ上げてくる
口からは涎がダラダラと溢れてきて目からは涙が溢れた
痛くて震えていると無理矢理髪の毛引っ張られて立ち上がされる
「お前は俺達のなんだ?」
「………性玩具です」
「そうだ忘れんなよ」
「……はい」
言いたくない言葉を言わされて
悔しくて泣き出しそうなのに俺の目からは涙が全く溢れなかった
その後も散々めちゃくちゃに抱かれて殴られて噛み付かられて体のあちこちにまた傷が増えて
そのまま動く事も出来なくなった俺を若菜は置いてさっさと帰っていった
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