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少しでも、真人さんを興奮させられるように…
膝を立てながら左手で孔をいじる。
そのとき、いきなりおれの世界が反転した。
真人さんがおれの膝に足をかけておれが押し倒される形になった。
「真人さんっ、、手っ、、?!」
結んだはずの手が自由になっておれの左手を掴み、もう片方の手はおれの顔に触れていた。
「一応、これでも御曹子だったからね、、、一通りの縄抜けと多少の薬には対抗出来るように鍛えてるんだよ、、、、でも、薬、、結構強いから危なかったよ、、美琴の泣いている顔を見なければ、、そのまま薬に溺れていたよ、、、」
ーーー泣いている顔?
おれ、泣いてるの、、?
真人さんがおれの瞳に溜まった涙を拭ってくれる。
「美琴、、どうしてこんな事をしたのか、教えてくれる、、?」
薬で辛いはずなのに、とても優しい顔で真人さんは尋ねた。
せっかく涙を拭って貰ったのに、またボロボロと出てきてしまう。
「ごめっ、、ごめんなさいっ、、、嫌いに、っつ、、ならないで、、!」
嫌われる…!
こんな馬鹿みたいなことして、真人さんに役に立つどころか足を引っ張ってしまった。
そう思うと、どんどん苦しくなって呼吸が上手く出来なくなった。
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