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目がさめると、すぐ目の前に真人さんがいて……
「ま、真人さんっ!からだ!!大丈夫?!」
そう言うと真人さんは優しく微笑んでおれの顔に頬ずりをした。
「大丈夫だよ。おはよう、美琴。」
おれはどうやら丸2日寝ていたらしい。
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「……ねぇ美琴。僕がいない一週間の間、ちゃんと寝てた?」
……寝てない。
寝たら、もう、真人さんに会えないような気がして……
「あと、食材もお金も、一切減ってないんだけど……ちゃんと食べてた?」
……食べてない。
怖くて、喉が通らなくて……
「こっちを見ないってことは、寝てないし食べてないってことかな?今回の非は僕にあるから、何も言わないけど、次からはちゃんと食べてね。」
そういって、ニッコリと笑った。
「……はい。」
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