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番外編 美琴の家出
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Said,美琴
ピンポーン…
おれは今、要の家に来ている。
「はわっ!ど、どうしたの?!美琴ッ!」
中から若干慌てた要が出てきた。
「……真人さんと、、喧嘩した、、、。」
そういうと、要はおれを家にあげてくれて、美味しい紅茶とアプリコットのクッキーを出してくれた。
部屋はエアコンが効いていて、涼しかった。
間も無くすると、要が呼んだ亮介が要の家にやってきた。
「おじゃまします。」
手土産に駅前のケーキ。
「あっ、それおれの好きなやつ。」
おれは駅前のケーキ屋さんの、‘‘恋の吐息〜いちごとラズベリーの誘惑〜”というケーキが大好きだ。
「……元気になるには、スイーツが1番だから。」
そう、おれたち3人は、3人とも甘いものが大好きで、よくおれが落ち込むと3人でケーキを食べた。
「要は、、いちごのゼリーだが、大丈夫か?」
「う、うん!ありがとうッ!!」
アールグレイの上質な香りと、甘い甘いケーキに囲まれ、おれは幸せに浸っていた。
「で、、何があったんだ?」
そんな幸せな時間を破ったのは亮介。
「……喧嘩、した。」
「……なんでだ?」
おれはだんだんその時のことを思い出して涙目になっていく。
そんなおれを見てオロオロしだしたのは要。
おれは2人に喧嘩の理由を話した。
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