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あんなことがあって、1週間。
あれから真人さんは目が合う度に蕩けるように甘く微笑んで、腰が抜けそうな艶やかな声でおれに愛の言葉を囁く。
……///
「おはよう、美琴。今日も真っ赤に乱れた薔薇のように美しいね。このままガラスの籠に閉じ込めて寵愛したいぐらいだよ。」
そういいながら、キラキラスマイル。
眩しいです。
「んもうっ!!真人さんったら!こんなこと毎朝言われたら、糖度が高すぎておれ、糖尿病になっちゃうよぉ////」
「ふふっ、美琴可愛い。大丈夫だよ。もし美琴が糖尿病になったら毎日僕の愛のインスリンで治療してあげるから。」
あぁ、、その流し目スマイル、かっこいい///
「じゃなくてっ!おれ、真人さんに相談があるんだ。」
そういうと、パッと甘々な雰囲気から真剣な表情をしてこちらを見てくれる。
「どうしたの?」
「 えっと、、あのね。最近、亮介がおかしいんだ。」
「亮介くんって、美琴と仲が良い剣道部の美男子だよね?」
「そうだよ!!……なんかね、最近元気がなくって。要と一緒にどうしようってなってて、話しかけても上の空なんだよ…こういうとき、どうしたらいいのかなぁ。」
そう、最近の亮介はうわの空。話しかけてもボーッとしてて、困ったように笑う。
亮介のファンには、憂いを帯びた亮介サマもかっこいい///なんて騒がれているけれど…
親友として、心配だった。
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