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Said,亮介
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「また逢いに行きます。」
とだけ残して、悦子さんは帰っていった。
悦子さんに、キチンと気持ちは伝えた。
あとは父に自分の気持ちを伝えなければ…
そう思いながら車を降りて、家の門をくぐる。
いつも以上に長く感じる廊下。
俺の気持ちを引きずりながら歩く。
父の書斎。
襖に手を伸ばす。
「父上、亮介です。」
そういうと中から入れという声が聞こえる。
「失礼します。」
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