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パンツがない
というのはきっと変態ストーカーを装備しているときに発生するイベントのようなものなのか。
しかし、パンツがないと言っただけでどれくらいないのかきっと俺以外にはわからないだろう。でも、本当にパンツがない
大学近くに借りたオンボロアパートの一階。そりゃもー変態にしてみれば一階に干してある下着なんて格好の獲物だろう。いや、男子たるものベランダに干してある下着はなんとなしにチラッと見てしまうものだ
いや、そんなことじゃなくて
昨日はいたパンツしか残っていない今急いで手洗いして洗濯機で乾燥させるしか手段はない
幸い今日は午後からのバイトだからそれまでノーパンで過ごせばいいだろ。
っていうのは俺が外に一歩も出ない場合の話で
ピーンポーンピーンピーンピーン
鳴らされるインターホンがやけに連打されてたり覗き穴から見えたイケメンがストーカーだったりすると話は別
ベランダから逃げ出そうにもパンツを履いていないなら出れるわけがない。いや出れるけどそれは俺が許さない
あーどうしようどうしよ
ぐるぐると回る脳みそにインターホン連打は流石にきつい。
ついに耐え兼ねてスマホにイヤホンを装着して音量マックスにすればほらもう完璧。耳が痛いけど外にある恐怖からは抜け出せる
あいつは、俺の何が好きであんなにしつこいんだろ
顔は微妙だし、性格だって良いとは言えないし、身体も抱かれたいと思われるほどガッチリしてないし、抱きたいと思うほど柔らかじゃない。男のくせに白い肌。腕は血管が浮き出てて筋肉はあるにしてもなんか細い。体毛も薄い方で臑毛はほとんど生えてない
女にしてみればこんな奴に抱かれたくないと思うだろうし男だってそう思うはず。
店長にしてもそーなんだよなぁ。
今度聞いてみるか
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