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後悔した夏の日15
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男に監禁され、1日に何度もその陵辱は続けられた。
「もし逃げても、何処までも君を追いかけるよ?」
そう言ってアイツは、逃げようとする俺に手錠をかける。
雨戸が閉められた部屋。
最初に酔い潰れて部屋に連れてこられたせいか、日付の感覚は一切なかった。
今が昼なのか、夜なのかもわからない。
そして男は俺の身体に妙に固執し、執着するのをやめなかった。
実験のように、色々なモノを俺のケツに突っ込むのだ。
ローター、アナルパール、バイブ…
暴言を吐いた罰として、鬱血するほど苛まれた乳首。
逃げようとした罰として行われた前立腺マッサージ。
快楽と痛みを交互に与えられ、まるで拷問のようだった。
褒美と罰を教え込まれた俺の下半身は、この監禁生活ですっかり馬鹿になったらしい。
俺が反応した場所を、男は嬉々として容赦なくそこを攻め立ててくる。
笑いながら攻めて、俺の身体の変化に歓喜の声をあげる。
快楽を示せば示すほど上機嫌になり、さらなる陵辱を繰り返す。
そして急に怒り狂い、言うのだ。
「キミが触れたもの全てに嫉妬してしまう!どうしてこんなモノで感じるんだ聖!」
卑猥な動きの極太バイブを入れられ、前を一度も触れる事なく尻だけで達した時、奴は俺をそう罵った。
お前がやったからだろう。
誰がこんなことを望んだ。
無理矢理しておいて、まるで俺が悪いかのように蔑んでくる。
「お仕置きだからね、聖」
早く飽きて開放してくれと願っているのに。
回を増すごとに奴はその執着の色は濃くなってくる。
「ぁあああ!!もうやだぁ!!」
繰り返される陵辱。
尻に入れられたイボ付きのバイブのスイッチを‘強’にされた。
バイブは腰にベルトで固定され、前立腺をこね回す位置に一番動く部分を当てられている。
声を出さないようにと、口には猿轡をさせられた。
それだけでも辛いのに、奴は俺自身にコンドームを被せ、その先端にローターを付けた。
「抜かずに、いい子に待ってるんだよ?」
後手に掛けられた手錠。
手を使ってバイブを抜こうと思えば抜ける状態のまま、この男が仕事の電話をかけている間、俺は放置されるのだ。
「ふぅぅんっ……んぁんんんんっ!!」
大嫌いな筈のアイツを待つしかない。
叩きつけるように前立腺を攻めるバイブの動き。
抜いてしまいたい。
解放されたい。
でももし、許可を貰わず抜いてしまったら、この比では無い程の罰を与えられる。
「んふぅーーー!!!んぅーーーー!!!」
頭を振り乱し、泣きじゃくりながら奴が戻るのを待つ。
射精したくない。
けれどローターの振動も加わり、絶え間なく与えられる快楽が、強制的な絶頂を齎す。
早く、早く、戻ってきて欲しい。
快楽でグズグズに溶けた脳で必死に願う。
「ん゛ーーー!!!んん゛ーーー!!!」
無様に這い蹲り、腰をくねらせて快楽から逃れようともがく。
「うんぐぅっ!!んんん゛ん゛!!!」
―――電話は凄く、
長く感じられた―――
我慢などできる筈もない。
何度も射精する。
一回の量は多くないけれど、取り付けられたゴムの中に自分が放った精が溜まっていく。
惨めだった。
痙攣して、白目を剥いて、床に這いつくばりながら、陵辱者からの解放を只管待つ。
戻ってきて……早く…早く……!!!
切実に祈った割には、長い時間をかけて漸くリビングの扉が開く。
バイブを抜かず、泣きながら必死に耐えた俺の姿を見て、あいつは目を細めて、そして言った。
「このっ…淫乱!」
怒り狂った男は、さっきまで俺のケツに突っ込んでいたバイブをより深く押し込んでくる。
「うっぇぅう!!あ゛あ゛あ゛!」
「俺のよりも、こっちがいいのか?!こんなに達して…」
キモいのだ。変態なのだこの男は。
自分でしておきながら、こうやって俺を罰する。
「ひぃう゛う゛う゛!!」
言葉で罵られながら、内部をグチャグチャとかき回される。
何度も卑猥な言葉で罵られ、バイブを飲み込む尻を平手で叩かれる。
「い゛いぅうっ……!!」
叩かれる度に脳に電気が走った。
「これ、叩かれた衝撃でもイってるね?!」
「うぐっ……ひぅっ……」
決して強くは叩かれない。
程よい痛みと、叩かれる振動で伸縮する後肛がバイブを締め上げ、より強力な振動が前立腺に伝わる。
自分でもどうしてこんな反応をしているかわからない。
「聖は淫乱だからね?仕方ないね…」
快楽を与えてくれる自分に感謝しろと、男は笑う。
俺は泣きながら頷き、猿轡をされたまま必死に許しを請うた。
「も……ゆるひへ…っ」
何度も尻を叩かれ、絶頂を迎え続けた俺の姿に満足したのか、男は嬉しそうに微笑んだ。
「しょうがないな」と、まるで俺が我儘を言ったかのような口振りで尻を叩く手を止める。
「あぅ…あうううう………」
それでも、動き続けるバイブを止めてもらえた訳ではない。
「ほら、腰を上げて、お尻持って……」
這いつくばった姿勢を取らされ、バイブを入れた後肛を見せつけるように自らの腕で広げさせられた。
「脚をもっと開いて、聖のいやらしいトコ、全部見せてご覧?」
バイブが動く音の他に、パシャッと、何度も響く機械音。
自ら肛門を見せつけるような写真を撮られているのだ。
「聖。凄くいやらしい……本当、どうしようもない淫乱だね」
怒ったように、それでも嬉しそうに笑う男の声が耳障りだった。
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