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プロローグ
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それは余りにも唐突だった。
「俺と付き合え」
部活の帰り道、俺の尊敬する先輩…速水透也(はやみ とうや)さんにさらりと言われた短い一言。
まるで呼吸をするように…腹が減ったから飯食おうぜ!みたいに軽かったせいだ。
その時俺は呆気に取られすぎて何を思ったのか。
「あ、ハイ」
何も考えずに返事をしてしまった。
その浅はかな返事が後に思いがけない事になるとは、この時の俺には想像すら出来なかった。
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