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一人×本当の僕
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あの後ボロボロな体を引きずって家に帰った
「あぁーあまた、ゕ、何でみんな僕を捨てるの?」
そう思った
なれていたはずなのに涙がほほを伝う
「っ!な、んでぇ、何で涙が出るのぉ!ボ、僕、なれて、るのにぃ」
一人の部屋に響く声
「大好きだったのにぃ、なんでぇ?何でみんな僕を信じてくれないのぉ!お願いだから一人にしないでょ、、、ヒック、ッヒク、ぅぅ、うわぁぁぁン!」
こどものように泣く僕
これが本当の僕
弱くて
何もできなくて
もう嫌だよ
何で僕をみんな捨てるの?
そして僕は何時間も泣いて、泣いて
5時間後にはもう涙なんてでなくなってた
そんな時だった
家の扉が開く音
お母さんが帰ってきたんだぁ!
「お帰り、お母さん」
そい言ったが返事が帰ってこない
いつもなら優しく返してくれるのに
「どうしたのお母さん?」
「あ、、、た、、、、セ、、、だ」
「え、なんて言って「あんたのせいよ!」
え、どういうこと?
「それ、どういうこと?」
「とぼけてるんじゃないわよ!あんた矢上組の組長の息子に何したの!あんたのせいで、あんたのせいで!会社を辞めさせられるわお父さんの会社はつぶされたのよ!」
え、
何で、
僕の、せい?
僕何にもしてないのに
「あんたなんて出てきなさいっ!何であんたなんか産んだのかしら、産まなきゃよかったわ!出てって!一生帰ってくんな!」
「死ねっ!」
ねぇ、なんで?
何で僕こんなに気づつかなきゃいけないの?
僕、何にもしてないよ?
誰か信じて?
寂しい
寂しいよ
誰か、、、
助けて
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