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お前は、なんで、、、
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零side
砂浜に行った時にいた男
優の闇の過去
優が背負っている苦しみ
それを与えた一人
「零?、、、どぉしたの?、、、おち、、ついた?」
「なぁ、、、優、、」
心配そうに俺の顔を見つめる優
「、、、零、、、?」」
「お前は、辛く無いのか?」
「え?」
「自分を裏切ったやつを見て、辛くならないのか?」
そう聞くと優は少し考えてこう言った
「辛い、よ?でもね、僕はには零がいるから、零がいるから強くいられるんだ、だから、大丈夫なんだよ?」
ああ、なんでお前は
そう言って強く笑えるんだ
優、、、
自分が弱く思える
俺なら、多分強くなれない
強がって、全てを捨てて逃げると思う
だから自分が惨めで
痛い
こんな弱いところを優に見せたくない
今の俺の顔を優には見せたくない
だから今だけは
「どぉしたの?痛いの?、、、」
俺の腕の中で心配する優
「優、、優、、、、、」
「零ぃ?」
優、ごめんな
今だけはお前に甘えさせてくれ
優、お前の強さを少し分けてくれ
「優、愛してる、、、」
「うん、、、僕も愛してるよ?」
「俺には、お前だけ」
「僕も零だけだよ、、、」
何かを感じ取ったみたいに俺の頭を撫でる優は
暖かく、優しい
ごめん、優
お前の泣ける場所を作ってやりたい
のに
俺が泣いたら意味ないな
こんなに甘えるのは今だけだ、
優が強くなってがんばっているんだ、俺も、強くなって見せる
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