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始めての零
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優side
こんな零初めて見た
いつも優しくて強くて
でも時々凄く怖くて冷たい
そんな零が僕の知っていた零
でも今夜の零は
僕は知らない
辛そうな声で僕を呼ぶ零が
いつもは大きく見える背中を小さくさせる零が
零が言う愛しているっていう言葉も凄く震えてて
まるで悲しみや不安に押しつぶされそうな子供のようで
守られるだけじゃなくて
守りたい
ずっとそばにいて安心させてあげたい
そんな気持ちがこみ上げて来る
「零、愛してる、愛してるよ、、、だから、そんなに悲しそうにしないで、、ずっと、ずっと僕零の隣にいるから、、」
今の僕にできるのは言葉をかけて零を安心させてあげることだけだから
今はこんなことしか出来ないけど
絶対に零を守って見せるから
なにがあっても
どんな時でも
僕だけは、、、、、、、、、
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