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情報収集(龍之介side)
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「ハル、お願い聞いてくんね?」
執務室に入るなり、ハルトに後ろから抱きついた。
途端に、首筋から頬、耳に至るまでが真っ紅に染まる。
「……な、何?」
「士郎のヤツが逃げやがってさ。アイツの居場所、知りてェンだ」
途端にハルトの身体が冷え、態度が硬化するのがわかった。
「……オレ、忙し……い」
「だよなァ」
「組織……の…情報…最優先……」
「ああ、オマエがすげェ頑張ってくれてンのは、わかってンだ」
耳元で低くささやき、唇で耳朶を食み、首筋にキスを落としてやると、腕の中の身体が甘く溶けた。
「……ん」
「ハルはいいコだよなァ、いつもオレを助けてくれる」
「……っ」
「ココも素直で、すげェかわいい」
背後から抱きついたまま、左手を胸にすべらせ、右手で布の上から膨らみを確かめると、すでに両方とも質量を増していた。
「なァ……触ってやるからさ。頼むよ、ハル……」
「……や…ぁ…」
すでに勃ち始めた小振りの雄を布の上からやわやわと揉み込むと、クチュリ、と音がし始める。
「……ん…っ」
もどかしい刺激に、ハルトが涙目で頭の後ろをこすりつけてきながら、首を振る。
案外、手強い。
いつもなら完全にこの辺りで落ちている。
そんなに士郎と仲良くされるのが嫌なのかと、少しばかり可哀想になったが、こっちだって譲れないものは譲れない。
早く顔が見たくて触りたくて、心も身体も限界なのだ。
「ハル……、オマエにしかできねェ。オマエが必要なんだ」
もはや殺し文句のオンパレードだ。
「リュ……オレ……ひつよ……?」
「たりめェだろ」
服の中に手を入れて、直接胸の飾りを弄ってやると、
「あ…っ…」
ビクビクっと大きく跳ねた。
下着から硬くなったモノを取り出して、先端のヌメリを全体に塗り込むように、やわやわと扱いてやる。
「……なァ、もっと気持ちよくなりてェよなァ。……ほら、どんどん硬くなる。トロトロで、もう限界だろ?」
「ふ…ぁ……」
「ハル、お願い聞いてくれたら……イカせてやる」
「う…っ…も…ムリ…っ」
「ああ、もっと強くしてほしいよなァ。ンな腰揺らして、先っぽ膨らまして、……エロすぎンだろ」
「あ…っ、あ…っ」
「もうイキそ?」
言って、キュッと根元を握る。
「あっ、やぁ…っ」
「……ハル、やってくれるよな?」
「う…っ、やる…っ、やる…からぁ…っ」
「……いいコだ」
限界まで張り詰めていた根元の拘束を解き、擦り上げ、クビレのところで指先をひねるようにすると、
「あぁ…っ、んっ、ん…っ」
自らの白濁でPCが濡れるのをカバーするように手の平で受け止めながら、ハルトが大きく身体を震わせて、やがてゆっくりと脱力した。
「……ひど…い……」
グスッとハルトが鼻を鳴らしながら、目元の辺りを強く擦った。
手についていた白濁をなすりつける形になり、仕方ないなと苦笑して、ティッシュで綺麗に拭ってやった。
感じている時のハルトは、普段の地味な外見からは想像できないほど淫らに咲く。
その落差にヤられるのと同時に、自分の手でどこまで変わるのかを暴きたくなる。
士郎の存在がなければ、確実に突っ込んでいただろう。
ルイが揺さぶられて苛立つのも、わからなくはない。
「けど、気持ちよかったろ? スッキリしたトコで、頼むな」
髪を撫でてやりながら、腕を解くと、恨みがましげに睨まれたが、一度した約束をハルトが違えたことはない。
とりあえず情報が上がってくるまで体力維持のために泳ぐかと立ち上がった。
執務室を出たところで、手術室に併設されたユージンの様子をチラ見した際、まるで今さっきのやり取りを見ていたかのような冷ややかな視線を感じたが、肩をすくめ無言で通り過ぎた。
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