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確認と認識
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「真白、とりあえず色気垂れ流しの無防備なのは止めて」
「色気?そんなの垂れ流さないし垂れ流すような色気なんてありません…」
「そう? じゃあ本当にそうだか確かめてみようね、真白」
「へ? あ! な、なに!?」
佐伯は真白を抱き上げ、寝室から出た。普段は洋服などを置いてある部屋に移る。そこは壁一面がクローゼットになっており、扉は全て鏡になっている。佐伯は真白を下ろすと後ろから抱きしめ、真白をホールドする。真白は鏡の中の自分と目が合い、やっとこれからなにをされるのか気付く。
「や、やめて、ください…!」
「だって、これならお前が色気がないのか自分で確かめられるだろう?お前が分かってないからこうするんだ。しっかり自分に色気があるって事、認識しようか真白」
「やだ、こんなの…」
まだなにも始めてないのに真白は泣きそうだ。だが、佐伯は止めるつもりがない。
佐伯の執着心や独占欲は真白の想像を遥かに越えている。真白はそういうものに疎い。元が淡白なのか佐伯の様な感情とは無縁でここまできてしまった。
嫌がって泣きそうな真白の姿に佐伯は煽られる。泣かせたい。そして佐伯をもっと求めさせたい。
佐伯は器用に真白の服を脱がし始める。部屋着としてシャツとハーフパンツだから、簡単に脱がせられた。佐伯だけ服を着たままなのに、真白は自分だけが裸になって居たたまれない。正面を向いているのでその姿が目に入る。真白はギュッと目を閉じた。
「目を開けろ、真白」
耳元で佐伯が囁く。囁きなのに、その声は強く真白の脳内に響く。真白に命令するこの声に真白はどうしても従ってしまう。嫌なら目をそのまま閉じていればいいのに、真白はゆっくりと目を開ける。
佐伯は真白を後ろから抱きしめながらそっと座る。真白を足の間に座らせる。真白は両膝を抱えるように丸くなって座ってしまう。その真白の両膝を佐伯が抱え、開かせた。
真白は首を振って嫌がったが、鏡の中の佐伯と目が合うとそのまま動けなくなってしまった。佐伯は動かなくなった真白の両膝を曲げて立たせ手をその太腿に回し持たせた。立てた膝の空間に自分の足を入れ、真白が足を閉じられないようにした。
そうしている間に真白の自身がゆるく立ち上がり始めているのに気付いた。
「真白? 感じてるの? 勃ってきてるね」
「……ち、ちが…う…の…ちがう……」
「こんな恥ずかしい格好させられて、自分で見て感じちゃうなんて、真白は淫乱だよね」
「…うっ…うう…ちがう…ちがうの…」
「違わないだろ? ほら、良く見てごらん。厭らしくって淫らで可愛い真白の顔だ」
「…ひっ…ぁ…」
佐伯は真白の耳元に唇をよせ囁きで煽りながら、真白の自身をさわさわと撫でる。時よりビクリと真白の体が小さく跳ねていく。一緒に持ってきたローションを手にし手の熱で温めると右手で真白の後孔にゆっくりと愛撫を与えた。周りをクルクルと円を書くように触ると真白の身じろぎ佐伯の胸に寄りかかる。左手は真白の自身をゆっくりと上下に摩ってやる。真白の自身は固く上を向き始めた。
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