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蕩けちゃう。
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今日も今日とて雀は俺に甘い。
「おはよう、伊吹」
ダメだ。そんな顔されたら俺の顔もニヤける。
「どうしたの。おいで?」
だけど照れるから少し控えめに寄り添う。
「ん、可愛いね。好きだよ」
ボンッ!顔から絶対に火を吹いた。
そう思った。
雀はキラキラしていて、本当に俺の心臓に悪い。
「おはよう、宮下。月島」
控えめに声をかけてきたのは、草薙だった。
「あ、おはよう草薙」
挨拶を返せば、草薙はビックリしたかのように目を見開いた。
「どうかしたのか?」
「う、ううん」
聞いてもしどろもどろ。若干顔が赤い気がする。
熱でもあるのかと手を伸ばせば、その手を雀に掴まれた。
「なっ、離せよ、雀!」
「んー、それは嫌だ。無意識デレはやめようねー」
「は?」
俺だけ話がわかっていないのかポカンとしていた。
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