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お泊まり大会Ⅸ
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──しらぶがくや……か。
『白舞楽夜』……と返されたばかりのプリントの裏に書いてみる。
……読めないこともないけど。女ではなかった筈だ。
裸になって抱き合った仲だし。それに触ったし加えたし入れて貰ったし……。
なぜかそう言うことだけ鮮明に覚えている自分が恥ずかしい……。
「こんなことしてないでさっさと準備しないとな……。」
……父さんが帰ってくる前に。
「と~もや~……帰っ……きぃた──………」
「ふぇ?」
「ぞぉ~うぅ……」
──早いよっ……!!
バックに必要なモノを適当に詰め込んで、部屋を飛び出した。
──廊下を走って、階段に向かうと、
ちょうど上ってきた父と対面した。
「あ……。」
「と~もやぁ~……何処に行く気だぁ……?」
「あ、や……その、仕事早いね。何? また飲んできたの?」
「……はっはぁ……あっはっはっはっはっは……!!」
「あ、あの……。」
「お前も出ていく気かぁ……お前も俺を捨てる気かぁ……?」
「ち、違うよ。今日は友達とお泊まり大会?、に行くからさ……!」
「お前のぉぉ……たぁめ……にぃ、あいつを捨てたぁ……。」
父さんは首に手を伸ばす。
「と、父さん……っ?」
俺の首を絞めて、真っ赤になった顔に、血管を浮かせる。
「ぅ……ぐ……っ!!」
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