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お泊まり大会secondⅣ
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「言ってごらん。朋哉。俺のことが好きだって。」
彼の美声が耳朶に触れる。
「俺は……絶兄が好きだ……。」
唇が耳に触れて、ゆっくりと声が響いてくる。
「じゃあ今度はお兄ちゃんって呼んで。」
「お兄……ちゃん……っ////」
耳の中に熱い舌が入ってくる。ゆっくりと離れて、赤い瞳をこちらに向けて優しく微笑んだ。
「いい子だね……朋哉///」
再び唇にキスをされて、酔いしれるように身体が火照り始める。
「もう1回言って、俺のこと好きって。」
「好き……お兄ちゃんが好き。」
「愛してる?」
「愛してる……。」
彼の美しい声が誘惑する。優しい笑顔が魅了する。
彼に支配されている……。
「うん、良くできました。今回はここまででいいかな。ゆっくり寝ようね朋哉。」
「……うん。」
「目を閉じて。」
頭を優しく撫でられる。
目を閉じると、「おやすみ」と額にキスされて、抱き締められた。
……あれ、俺……何か忘れてるな……。
まあ、いいや。
密着する絶兄の身体の温もりに、更に触れたくて彼の足の間に片足をゆっくりと入れる。
「ん……//」
寝顔に見とれていると、瞼がゆっくりと開かれた。
──まだ寝てはいなかっただろうけど。
「えっち……」
「へ……っ?」
絶兄の言葉で、自分の足が彼のあの場所に接触していることに気づいた。
「ご、ごめん……──ひゃっ////」
「これでおあいこだよ。」
「ご、ごめんなさ──やめ……っ/////」
絶兄の足がスル……と間に入り込んできて、上下させて太股であの場所を擦ってくる。
「や……///// め……っ////」
「全く、可愛いな朋哉は。もっとくっ付いて。」
「……でも……/////」
やりきれないでいると、そっと頬に触れられて、絶兄は耳に唇を近づける。
「ほら、おいで朋哉……。」
甘い声で囁かれて、身体が勝手に動いてしまった。
「うん……///」
彼の首筋に鼻を埋めて、匂いを嗅ぐ。優しい匂いがした。彼の温もりを感じながら、好みの匂いに包まれて眠れるなんて、最高のシチュエーションだ。
「おやすみ、絶兄。」
「こら。お兄ちゃんでしょ?」
「うん。ごめんお兄ちゃん……///」
「朋哉は偉い子だね。」
頭を撫でて、にっこりとこちらに笑顔を向ける。
「朋哉は俺だけの朋哉だよ……誰にも触らせちゃだめだからね。」
「うん……////」
「絶対に、誰にも触らせちゃダメだよ。俺の朋哉なんだから。」
「俺は……お兄ちゃんの……。」
「そうだよ。ずっと、生まれた頃から、死ぬまでずっと俺の朋哉なんだ。」
「お兄ちゃんの俺……/////」
「うん。お前は俺だけの朋哉。」
「お兄ちゃんだけの……////」
「そう。だから、誰にも触っちゃダメだからね。俺だけを見て、俺だけを感じるんだ。いいね?」
「うん……お兄ちゃんだけを見て、感じるよ//」
「いい子だね朋哉。」
唇に優しくキスをして、再び俺を抱き締めて目を瞑る。
目を瞑った彼の寝顔に見とれて、スー……と顔を近づけて、唇に優しく口づけをすると、突然後頭部を押さえ込まれる。
「ん……っ!? /////」
そのまま、全く動こうとしない。目を開けることもない。
押さえつけた頭から手を離そうとしない。
──まさか、このままで眠る気なんだろうか。
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