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3ー2
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甘い声音が耳朶を擽る。
「いいねぇ。大天使が乱れていく姿も中々の見物だ。夢中にさせて、壊したくなる…」
「…っ」
「んふふふっ…これが、悪魔の嗜好さ。夢中にさせて、闇へと堕していく。壊して、壊して、壊しまくる」
ズボンのベルトが外され、ジッパーを下げた。
反応を見せている自身は外気に晒される。
それを目にしている我は実に楽しい気持ちになった。
「…っ、あ」
「こいゆう行為をするのは…初めてか?」
「ぁ…こんな…行為は…知らな…っん」
「なら、我が初めてか。大天使であるソナタの肉棒を触るのも…抱くのも…」
別に行為事態を知らない訳ではない筈。
魔族が天使達をどう抱くのか、どうやって甘い蜜という毒を注ぐのかを彼は映した事ないだけだろう。
話術は魔族の得意分野とする。甘い甘い言葉の裏には必ず代価が付いてくるのは当然。
上手い話が早々、転がっている筈もないのに容易く引っ掛かってくれる。
それを掬い上げて貶めていくのも一つの娯楽として楽しむ術。
一番解りやすいのは今の状況だったりするんだがな。
『魔族が天使達を抱く時…必ず口説きから入るのが作法』と説明したら軽蔑視されそうだ。
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