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9ー8
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服を脱ぎ捨て露になるゼウダーの体躯にウリエルは視線を外せずにいた。
自分よりも、はっきりとした筋肉がついており。けど、余分な贅肉はなく、均等な肉付きをしている。
魔族はこんなにも肉体美が艶やかだっただろうか。
否、中級や上級が人形を取れたとしてもここまで完璧ではないハズだ。
「何をじーっと…見ている?」
「いや……あの……っ」
声を掛けられ、意識がハッキリした途端に体が熱くなる。
無意識だとはいえ、ウリエルは完璧な肉体を見つめたまま。今から彼に乱される自分を想像してしまったのだ。
「口は素直じゃないな…体は素直なのに」
妖しく微笑むゼウダーは恥骨辺りを指でなぞる。
それだけでゾクッと、敏感に反応してしまう体はやはり相手を喜ばせてしまうのだろう。
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